山梨桃とは
栽培面積、生産量共に日本一の「もも」は4月のはじめには桃の花がこの甲府盆地を埋め尽くし、さながら桃源郷の趣を見せてくれます。
この土地はその昔火山があったそうです。この奥の火山の噴火で、赤い土・粘土土が主体の土地になりました。粘土土というのは、窒素・リン酸・カリという成分の中で、ここの土にはリン酸・カリが多く含まれているそうです。なので、他の土地よりも味が良いと専門の先生から聞いたことがあります。だから自信を持って売り込んでいました。おかげさまでアジア系の方を中心に海外の方が多く訪れるようになりました。そういう方々にここの景色楽しんでもらいます。特に「もも」の花の時期がとても綺麗です。そして天気がよければ富士山も綺麗に見られます。
「もも」の花と富士山と一緒に写真に収めることが出来るということをアピールして、旅行者の皆さんに畑に入ってもらって写真を撮ってもらうんです。日本の「もも」のやこの風景の美しさも是非感じてもらえればと思っています。
是非日本に来て、日本の果物を味わっていただきたいと思っています。
海外の果物も美味しいと思います。見てくれよりも味を重視する海外の果物も素晴らしいと思いますが、私たちが作る日本の果物は見た目も美しく、そして何より美味しい…。出来れば海外の方にもっとこの山梨の「もも」を味わっていただければと思います。
鶴田 博さん