Takano Fruits Travelogue
youtube site
japanese "omotenashi" fruits
日本人は
自然を神として敬う
精神性を
根底に
持っている
日本人の
“おもてなしの精神”
携わった人への
“感謝の気持ち”
が宿った、生産者と生活者を繋げる
“めぐみの宝物”
日本文化が生んだおもてなしの果樹
文化を支える生産農家
沖縄マンゴーとは
木の上でぎりぎりまで熟した完熟マンゴーは、まるでルビーのような美しい赤色と、口の中一杯に広がる甘い果汁。その柔らかくデリケートな完熟マンゴーは世界三大美果と言われるほど…
ここはマンゴーにとって最高の場所です。なんと言っても土壌が良い、綺麗な水が豊富、海風も心地よい位に入るし、盆地になっているので、台風の風も当たらないように設計されています。結局、美味しいマンゴーを育てるためにはありとあらゆる手段を使います。日本なので、熱帯の果物マンゴーというイメージは無いと思いますが…
元々は海外の品種を導入しているのですが、なんと言ってもこのビニールハウスの中で徹底管理して作られるので、海外産のマンゴーとは全く違う、別物のフルーツだと思っています。日本人がマンゴーを作るとこうなるぞとというものを是非味わっていただきたいと思います。
やっぱり味をとことん追求して、それを買って食べていただいたお客様が、笑顔で「美味しい!」と「これは旨い!」と言ってくれるような、感動するような、人の心を掴むようなマンゴーを作っていきたいですね。
大城 厚さん
山梨桃とは
栽培面積、生産量共に日本一の「もも」は4月のはじめには桃の花がこの甲府盆地を埋め尽くし、さながら桃源郷の趣を見せてくれます。
この土地はその昔火山があったそうです。この奥の火山の噴火で、赤い土・粘土土が主体の土地になりました。粘土土というのは、窒素・リン酸・カリという成分の中で、ここの土にはリン酸・カリが多く含まれているそうです。なので、他の土地よりも味が良いと専門の先生から聞いたことがあります。だから自信を持って売り込んでいました。おかげさまでアジア系の方を中心に海外の方が多く訪れるようになりました。そういう方々にここの景色楽しんでもらいます。特に「もも」の花の時期がとても綺麗です。そして天気がよければ富士山も綺麗に見られます。
「もも」の花と富士山と一緒に写真に収めることが出来るということをアピールして、旅行者の皆さんに畑に入ってもらって写真を撮ってもらうんです。日本の「もも」のやこの風景の美しさも是非感じてもらえればと思っています。
是非日本に来て、日本の果物を味わっていただきたいと思っています。
海外の果物も美味しいと思います。見てくれよりも味を重視する海外の果物も素晴らしいと思いますが、私たちが作る日本の果物は見た目も美しく、そして何より美味しい…。出来れば海外の方にもっとこの山梨の「もも」を味わっていただければと思います。
鶴田 博さん
クラウンメロンとは
果実の王様と称されるマスクメロンの中でも、最高品質のものだけにその名が付けられるクラウンメロン。一つひとつに貼られた王冠のシールは、厳しい審査をクリアした証。日照時間の長い温暖な静岡県西部・袋井市一帯で丁寧に育てられたメロンは、上品な甘みだけでなく瑞々しくて滑らかな口当たりに。
クラウンメロンの生産は決して簡単なものではなく、播種から採果まで100日間がかかり、温度と湿度を24時間体制で管理。毎日の潅水も欠かせません。採果したのちに品質をチェックして、厳しい基準に合格したものだけが“クラウンメロン”として箱詰めされて出荷されます。それだけに世界中の人々に美味しいと思っていただける最高のメロンだと思っています。少し値段が張ってしまいますが、食べていただける方を裏切らないよう、愛情と手間暇をかけて今後も美味しいメロンをお届けしたいですね。
中条 友貴さん
有田みかんとは
約450年の歴史を誇る和歌山は有田地方のミカン。南向きの斜面に開かれた段々畑で太陽の光をいっぱい浴びて育った果実は、ぎっしりと詰まって甘味と酸味が調和したまろやかな味わい。甘みを存分に引き出すため、樹上で完全に熟させてから収穫している。
剪定と元肥にこだわっているのが“有田みかん”の特徴ですね。特に元肥はカツオ節をベースに、葉面にアミノ酸を散布することで、果実に旨味がたっぷりと蓄えられます。もちろん苗木も重要で、バイオテクノロジーでウイルスを無菌化した健全なものを使用。1年を通じて技術研修会を随時開いて、メンバー全員で高い品質を保っています。自分自身がお客様にお伝えしたいことは「とにかく食べて下さい!」ということ。他の農家さんにも負けないほどの手間をかけて大切に育てたミカンなので、甘さの奥にある“感動できる味”が実感できると思います。
澳 章弘さん
紅ほっぺとは
静岡県の登録品種であるブランドイチゴ。“ほっぺが落ちるほど美味しい”がネーミングの由来で、甘味だけでなく酸味とコクがあって味のバランスが絶妙。やや固めのしっかりとした食感も魅力的。
祖父の代からスタートして私で3代目。老舗の名に恥じないイチゴを生産しているのが誇りです。一時期はイチゴが赤かったり白かったりと、仕上がりにばらつきがあったのですが、現在は委員会の中で厳しい基準を設けているので、クオリティが格段に向上しましたね。しかもQRコードを使用しているため、品質が低いものはどの農家も出荷できません。紅ほっぺの魅力は何と言っても食感。特に採れたてのものは、外国産と比較するとまったく異なるので、海外の方も驚かれると思いますよ。日本のイチゴはそのまま食べても十分に甘いんです。また、仕事をするうえで糧になっているのが、「飯田さんのイチゴを食べて美味しかったよ」と言われること。我々のイチゴを楽しみにしている方のために、今後も美味しいイチゴを生産していきたいですね。
飯田 寿夫さん